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- Date: Sun 18 03, 2012
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1911

こんばんわ。
装備とは離れますが、今日は拳銃の王様"1911"のお話になります。
というのも友人のあかがまさんから譲り受けたナイトウォーリアーが帰ってきました。
それも高名なガバチューナーの方の手によって、質実剛健なコンバットピストルに生まれ変わってきました。
業界三大名沼のひとつと言われる「ガバメント」の沼の深淵を少し覗いてみます。

こちらがカスタム前の姿です。もはやこの原型をとどめていませんが、見た目はただのMEUピストルになりました。
カスタムを依頼する際に「リアリティを損なわず、ゲームでの近接戦闘でも実戦的に使えるもの」を要望しました。

本体の内側には9箇所にマイクロベアリングが仕込まれており、隅から隅までガタ取りがされています。
使用パーツはほぼ全てがワンオフの加工品です。素晴らしいブローバックのキレと飛距離、精度でした。
チューナーの方曰く「目指したのはラリー・ヴィッカーズのスムースとタイトさ」だそうです。実感できます。
試しに本体を振ってみますが、カタリとも鳴らない塊感は本当に元が東京マルイのガバなのかと疑います。
軍用らしくハンマーも重く、タイトです。ガタがないせいなのか、不思議とずっしり重く感じます。
(他:ブッシング・スライド・レール・トリガー・シアー・トリガーストロークネジ追加・インナーバレル変更)

スライド、アウターバレル、フレームはゲームでの作動を重視してプラのマルイ純正のものです。
右サイドのSFAの刻印はCAWさんに依頼して打刻して頂きました。非常に細かくて感心しました。
特にフロントセレーション際のSPRとCの部分は苦労されたのではないかと、頭が下がる思いです。

シンプルなMEUの外観で、ひと際異彩を放っているのはVZのエイリアングリップ(フルサイズ用)ですね。
元MAGPULのインストラクターで有名なクリス・コスタ氏も愛用のグリップと同じものになります。レアです。
ギーガーデザインを意識した皮膚を切りそうなほどエッジの立った表面は、文字通り手に食いつきます。
これだけでマルイのMEUがもう1丁買えてしまうお値段でしたが、踏み切ってしまいました。

マグウェルは上下左右の4面とも、強度が許す限り拡張されていて、マグチェンジも大変スムーズです。

バースデーということで頂いたブルーイングのグリップセイフティもワンオフ品。素晴らしい贈り物でした。

トリガーにはスムージングを施し、ハンマーが落ちる直前にぐっと堪えたのちスパッと切れるようになりました。
暴発を避けるため、確実な操作が必要なようにトリガープルも、マルイ純正より若干重めに設定して頂きました。
というのもマルイのトリガーはどの機種でもぬるぬると動いて、そのままストンとハンマーが落ちてしまいます。
乱戦時には敵と味方をしっかり識別する必要があり、惰性でハンマーが落ちて誤射する危険を減らすためです。
非常に実戦的なセッティングですので、これに慣れると他のハンドガンを使った時に感覚がどうなるか不安です。

内部のフリクション軽減のカスタムについて写真を追加しておきます。

アウターバレルとインナーバレルが噛み合う部分にもマイクロベアリング。
これ以前はスライドの閉鎖不良が起こることがあり、改善のために追加で埋め込んでもらいました。

リコイルスプリングガイドにも3箇所のマイクロベアリングが入っています。
これによって作動性を保ちつつパーツの遊びからくるカタ付きを抑えています。

12箇所のマイクロベアリングと徹底したフリクション軽減でオイルレスでも軽快に動作します。
砂まみれになってもブローバックの勢いは衰えません。

カットされたハンマートップ。

削りの入ったブリーチ。これも閉鎖不良を解消するために施されたものです。

噛み合わせ。

マグを差し込んだ時に安定してガスを最大量で注入できる位置に来るように調整されています。

3ホールトリガーの真ん中の穴だけを若干広げてもらっています。
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